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17K46はAmplifier Research社製大出力広帯域増幅器250A250(及び250A250M1)用のリモートコントロールインターフェースボードです。250A250を設定出来ると同時に状態をモニターできます。1台で2台までのアンプをコントロールできます。VME1幅のモジュールです。
アンプインターフェースシステム
- 外観
VME 1幅 ダブルハイト
- リレー制御ステータスLED
各チャンネルのREMOTE、POWER、STBY、OPERATE、FAULT状態
- VMEランプ
VMEアクセスがあったとき点灯(0.5s)
- 進行波、反射波モニター
QLA端子高インピーダンス
- フラットコネクタ
26P×2個
- VMEファンクション
- アドレスはA32およびA24をサポートしますが、本デバイスサポートはA32(拡張)用です。
- AMコードは0x0D(拡張特権)と0x3D(標準特権)をサポートしますが、本デバイスサポートは0x0D用です。
- A32D16およびA24D16をサポートします。ロングワードアクセスには対応していません。本ボードで連続8ワードを占有します。
17K46ボードのI/Oマップは以下の通りです。
Address | R/W | 0x0F | 0x0E | 0x0D | 0x0C | 0x0B | 0x0A | 0x09 | 0x08 | 0x07 | 0x06 | 0x05 | 0x04 | 0x03 | 0x02 | 0x01 | 0x00
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0x*******0 | R/W | × | × | × | × | × | × | × | × | CH1 コントロール
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0x*******2 | R/W | × | × | × | × | × | × | × | × | CH2 コントロール
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0x*******4 | R | × | × | × | × | × | × | × | × | CH1 ステータス
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0x*******6 | R | × | × | × | × | × | × | × | × | CH2 ステータス
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0x*******8 | R | × | × | × | × | CH1進行波モニタ
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0x*******A | R | × | × | × | × | CH1反射波モニタ
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0x*******C | R | × | × | × | × | CH2進行波モニタ
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0x*******E | R | × | × | × | × | CH2反射波モニタ
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本デバイスサポートは、EPICS R313改訂版で開発したものです。EPICSそのものに対する説明、入門出家入道遁世については専門家に帰依するなり、コントロールグループのページをご参照なさるなり勝手になさってください。動作はPPC750で確認しています。
特に目新しい機能は使っていませんので、コードのみを以下に示します。
dbdファイルの中で次のように定義します。
device(longin,VME_IO,devLiK46,"K1746")
device(mbbiDirect,VME_IO,devMbbiDK46,"K1746")
device(mbboDirect,VME_IO,devMbboDK46,"K1746")
初期化ファイルはdevK46Cnfigで、ベースアドレスが0x20000000で8枚使うとすると、
devK46Config(8,0x20000000,4)
の様に指定します。ここで最後の4はボード立ち上げ時に設定するコントロールビットでこの場合アンプのexternal interlock(コントロールボードが出している)を解除します。
このデバイスサポートで直接使うデータベースをまとめると、以下の様になります。
DTYP | Record | Signal | Name | Function | Remarks
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---|
K1746 | mbboDirect | 0 | ($USER):CH1SET | CH1コントロールレジスタ |
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K1746 | mbboDirect | 1 | ($USER):CH2SET | CH2コントロールレジスタ |
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K1746 | mbbiDirect | 0 | ($USER):CH1STAT | CH1ステータスレジスタ | 1秒程度でスキャンし、異常があればアラーム
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K1746 | mbbiDirect | 1 | ($USER):CH2STAT | CH2ステータスレジスタ | 1秒程度でスキャンし、異常があればアラーム
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K1746 | longin | 0 | ($USER):CH1F | CH1進行波モニタ | 1秒でスキャンし、CALCで実際の値にする。CALCレコードにFLNK
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K1746 | longin | 1 | ($USER):CH1R | CH1反射波モニタ | 1秒でスキャンし、CALCで実際の値にする。CALCレコードにFLNK
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K1746 | longin | 2 | ($USER):CH2F | CH2進行波モニタ | 1秒でスキャンし、CALCで実際の値にする。CALCレコードにFLNK
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K1746 | longin | 3 | ($USER):CH2R | CH2反射波モニタ | 1秒でスキャンし、CALCで実際の値にする。CALCレコードにFLNK
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8枚の17K46ボードを使用する時のスタートアップファイル(の関係部分)は次のようになります。
dbLoadRecords("fbppcApp/Db/FB_WAMP.db","USER=FBH:WAMP1 , chan=C0")
dbLoadRecords("fbppcApp/Db/FB_WAMP.db","USER=FBH:WAMP2 , chan=C1")
dbLoadRecords("fbppcApp/Db/FB_WAMP.db","USER=FBH:WAMP3 , chan=C2")
dbLoadRecords("fbppcApp/Db/FB_WAMP.db","USER=FBH:WAMP4 , chan=C3")
dbLoadRecords("fbppcApp/Db/FB_WAMP.db","USER=FBH:WAMP5 , chan=C4")
dbLoadRecords("fbppcApp/Db/FB_WAMP.db","USER=FBH:WAMP6 , chan=C5")
dbLoadRecords("fbppcApp/Db/FB_WAMP.db","USER=FBH:WAMP7 , chan=C6")
dbLoadRecords("fbppcApp/Db/FB_WAMP.db","USER=FBH:WAMP8 , chan=C7")
devK46Config(8,0x20000000,4)
iocInit
広帯域増幅器インターフェースボード17K46のEPICSデバイスサポートおよびデータベースについて紹介しました。
Makoto Tobiyama
6/Mar/2001
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